始まり

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「君達には毎月ある評価が待ち構えている、これには訓練や態度も含まれる、もちろん成績にも影響するため、学業も疎かにしないように、以上」 毎月月初めに行われる総集会には全校生徒が出席していた。 高等部の生徒にはちらほら負傷している者が見える。 「これで総集会を閉会します、初等部から退出してください」 アナウンスが響き、初等部の無邪気な子供たちを眺める中等部、高等部。 「あーぁ、やっと終わったぜ…、な?おーや」 「うん…やっぱり毎回長いね」 ははっと苦笑し頬をかく黒髪の生徒、本田桜夜と茶髪の生徒、ヒスイ・フラヴィナータ、 「本当にスートなんて見つかるんかねー?」 「現ジョーカーが実際ここを出た人だし、そろそろ見つかってもいい頃だよね…やっぱり筋肉とか凄いのかな」 「お前筋肉やたら気にするよなぁ」 高等部が動き出し、各教室に入っていく、桜夜とヒスイは同じクラスだ、さらに隣同士なため会話は担任が来るまで続く。
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