ようこそ、幻想へ

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「……ふふふ。また面白そうな人たちが入ってきたわね……。幻想郷は全てを受け入れるもの。歓迎しましょう……」 2人が落ちていくところを1人の女性は見つめていた。 「………果…!…杏果!」 「…さ、桜?うるさいから大声をやめてくれ……」 「そんなこと言ってる場合じゃないよ!私たち変なとこにいるよ!!」 桜に言われて辺りを見渡すとコンクリートジャングルだった街ではなく、本物のジャングルが広がっていた 「おいおい……ラノベじゃあるまいしこんな事ってありなのかよ……」 「そんな事言ってないでここから早く抜けようよ!」 「てか桜、めっちゃ元気だな。俺は気絶してたってのに」 「だって探検とかとっても面白そうじゃん!!」 この子、アホの子だったのすっかり忘れていたわ…… 「しゅっぱーつ!!」 俺が後悔しているのを他所に、桜は歩き始めていた その時…… 「……ん?また外来人?」 「ふぁぁーあ……。めんどいから後にしませんか?」 「相変わらずだなwお使いの前にチャチャッと拾っていこうぜw」 ガヤガヤとした3人組が森の中を歩いていた 「煉斗、誰が見える?」 左側にいた少年が中央にいる少年?、煉斗に声をかけた 「んーと……歳が俺と同じぐらいの男1人と俺らの一個下の女の子1人かな?」 「女子…だと?」 右にいた少年が真顔になる。キメ顔らしい 「しかも可愛いぞ、よかったね」 「よっしゃぁあ!やる気出てきたー!」
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