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日常からはぐれてきたことを、
早くも後悔した。
一時の感情で
物事の判断をするのは
いいことではないということは、
この年齢になると
当たり前にわきまえていなければ
ならないのに──
やってしまったことを。
気まずくても怖くても、
織部先生のところに
行けばよかった。
こんなことになるのなら。
「……仕事中なの。
やめてよ」
「夏の午後、
昼下がりにこんなところで
一人でつまらなさそうに
お茶するのが、
お前の仕事だっけ?」
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