第一話 出会い

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雲野駅…、私達は降りて車掌室に向かった。 車掌室に入り真紅の瞳をした男性が事情を話してくれたけど、帽子の男性はまだ認めてない…。 「俺はやってねーって言ってんじゃん!その女の勘違いじゃねぇの!?」 「俺達が見てたの忘れてんのかお前…。」 「ほんと…、あんたみたいなのが居るから男がバカ見るのよ。」 勘違いじゃないと思うんだけど…。 雲野駅の前で少し前に移動したら着いてきたし…。 「勘違いじゃ…ない…。この1つ前の駅で一歩前に移動したら着いてきました…。」 「なっ…!?そんな服着てるから…!」 「スカートだけど、ちゃんとロングのやつ選んで履いてます!私…、ズボン似合わないからスカートにしてるのに…。ミニスカート履いてないのに…!」 「うるせぇ!」 …免許ないから岬から離れた場所行くのは電車使わなきゃなのに、これじゃ使えないじゃない…。 そう思ってた瞬間帽子の男性が真紅の瞳の男性に殴られて床に転がってた。
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