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耳を塞ぎたい思いの二人に、
淡々と父は語り出す。
美華子の実父は水族、
実母は火族である事。
楓子の実の両親は、風族。
共にもうこの世にいない。
急過ぎて受け入れ難い真実。
私達は、一体何者なのか?
だが、各両親が残した形見。
美華子は、リング
楓子には、ブレスレット
二人は、肌身離さず付けていた。
いつもピッタリで、不思議だと
思っていたが、御守りと言われ、
納得していた。
もう体の一部となり、気に留めなくなっていた。
この真実は、16歳の誕生日の
最大で最低な贈り物となった。
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