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秀太「実は前に千晃も宇野ちゃんと似たようなことがあったんだ。」
あれは1年前の事だった。
入学して特進Aクラスの女子は私しかいないことが分かった時点で全ては始まっていた。
でも小さい頃から一緒の秀ちゃんとだっちゃんがいて、ここに入ってから友達になったにっしーと真ちゃんが居てくれたから
上履きを隠されたりされた事もあったけどなんとか耐えることができた。
実彩子「千晃…」
千晃「秀ちゃん…代わりに話してくれてありがとう…でも…私…皆に言えなかった事があるの…。」
5人「え?」
皆が私を一斉に見た。
実は秀ちゃん達にも話せていないことがある。
思い出すと怖くて話せなかった事が。
実彩子「千晃…ゆっくりでいいよ…」
震えている私の手を優しく握ってくれる宇野ちゃん。
こんなに暖かい宇野ちゃんを傷つけたくないから…話さないと。
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