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千晃「皆ありがとう…。私ね、決めてるの…。もしこのクラスに女子が来たら全力で私が守るって。」
実彩子「千晃…」
ーコツンー
突然秀ちゃんが私に頭を軽く叩く。
千晃「秀ちゃん…?」
秀太「千晃はそんなこと考えないの。俺たちが全力で守ってやっから。」
隆弘「もちろん宇野ちゃんも。」
光啓「絶対怖い思いさせない。」
真司郎「だから2人は俺達のそばにいるだけでええんよ?」
宇野ちゃんと顔を見合わせる。
そしたら自然と笑顔になれた。
秀太「何笑ってんの。」
千晃「だって皆かっこつけすぎ!」
隆弘「ちーちゃんも宇野ちゃんも笑うなよー!」
光啓「たまにはカッコつけさせて!」
真司郎「こんなこと滅多に言わんで。」
でもそんな皆が大好きなんだよね。
実彩子「千晃。」
千晃「ん?」
実彩子「私、特Aに転校してきて良かった!」
千晃「うん!私もこのクラスで良かった!」
こんなに恵まれてる。
幸せ者だな。
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