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直也「今年もキャンプやるぞー!」
ホームルームでさっそく直也君からキャンプの話が出た。
直也「グループは自由だからグループ作って役割決めて俺に報告なー!」
直也君の声かけでクラスが賑やかになった。
俺らはグループ決まってるし役割を決めるだけ。
千晃「班長どうしよっか?」
隆弘「はーい!」
秀太「‥‥西島はダメ。」
それには訳があって。
去年西島に班長やらせたら班長会議の存在忘れてて俺らの班だけペナルティくらった。
実彩子「ペナルティはなんだったの?」
真司郎「体育館の掃除や。」
光啓「体育館無駄に広いから大変なんだよなぁ‥‥」
千晃「でもなんだかんだ皆でバスケしたりして楽しかったよ!」
実彩子「ふふ。」
隆弘「じゃあ誰がやるんだよー!」
千晃「宇野ちゃんとかどう?」
実彩子「え?!」
千晃から突然言われてびっくりする宇野ちゃん。
光啓「まぁ確かに宇野ならしっかりしてそうだよね。」
千晃「あ‥‥でも宇野ちゃん1人で班長会議行かせたくないなぁ‥‥」
真司郎「なら俺らの誰かがついてけばええんやない?」
秀太「宇野ちゃんどう?」
実彩子「やってみたい!」
というわけで班長は宇野ちゃん、副班長に日高、食事係に千晃、保健係に真司郎に決定した。
俺と西島は無職で誰かしらのサポートをするということになった。
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