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今から10年前、つまり俺が5歳の時の話だ。
第0章 悲しい過去
俺の父さんジェネラルムーンは最高の魔導師だった。いつもいろんな場所に行き、マジックショーをするという正直自分で言うのも恥ずかしいが、最高の父親だった。だが、いつも通りショーをしていると近くでものすごい爆発音が聞こえた。音が聞こえたところに来るとそこではたくさんの魔導師たちが何者かに倒されていた。そして奥には人影が見える。
「ふははははー弱い弱いこのデスガノンにかなうやつはいないのか。」
「私が相手になってやろう。」
「父さん止めて、一緒に逃げよう。」
「それは無理だ!」
「どうしてなの。一緒に逃げてよ。」
「父さんなあいつを倒さないといけないんだ。」
「そんなのどうでもいいよ。」
「いい訳がないだろ!
あいつは魔界の王なんだ。だから倒さないと皆死ぬんだっ」
「う、うん・・・わかったよ父さん。」
そう言って俺は逃げた。
「それじゃデスガノンお前を封印する。」
「え・・・父さんどう言うこと?」
「じゃあな、ジャック大きくなれよ」
そう言って父さんはデスガノンと共に消えた・・・
「父さーーーん」
それから数日後、デスガノンが氷漬けで見つかった。
その日から俺は必ず父さんみたいなマジシャンになるんだと誓った。
そして今俺たちの戦いが始まるっ!
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