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父さんが消えてから10年がたち今、世界は平和ではなく、封印されたデスガノンの仲間たちが支配していた。俺たちの学園とその周辺以外は・・・
第1章 デスガノン・ゲーム
俺たちの学園の名前はマジシャンズ・スクールその名の通り魔導師たちのための学園だ。そこでは自らが持つ<属性>の使い方を学ぶところだ。そして今、俺は戦いの最中だった。
「ドランお前を倒す。絶対に!」
そう言って俺は友人(悪友)のドラン・アシッドに指を指した。
「誰がお前みたいなヘッポコマジシャンに負けるかよ。」そうドランは俺に言った。3割くらい合っているから反論しにくいが、
「あっ、お前負けるのが怖いんだろ。」
「ふっそんな事がある訳がないだろこのヘッポコマジシャン。」
「またヘッポコって言ってたな?」
「ヘッポコにヘッポコって言って何が悪い?」他のやつにヘッポコって言われるのはいいが、こいつだけには言われたくない!
「もうこれ以上しゃべっても無駄だ。」
「そうだな。さっさと負けてくれよヘッポコ。」
そう言ってお互いに胸ぐらを掴んだ時誰かが割り込んできた。
「もうあんたらいい加減にしなさーい。」
「ク、クインどうして止める。」彼女はクイン・ウィルソン俺の幼なじみだ。
「あんたらがうるさいからでしょ。どうしてそんな事になったのよ。」
「ドランが俺の昼飯食ったから・・・」
「ジャックが悪いんだろ先に俺の唐揚げ食べたから!」そんな口論を見てクインは飽きれていた。
「あんたらそんな事でケンカしてたの。」
「よく、ケンカするほど仲がいいって言うじゃないですか。」この子はシャルロット・マリー。なぜだかいつもメイド服を着ている女の子だ。
「ああ、確かにそうかもね。」
『絶対仲なんてよくないから!』そう2人同時に言った。
まあ、だいたいこんな感じで学園生活をしている。
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