第1章

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無言のまま時間だけが過ぎていく… どれくらいクラゲを眺めていただろう… 「蓮ちゃん…」 潤君が私の名前を呼んだ。 視線をクラゲから潤君に移した。 「ん?」 「俺、多分…蓮ちゃんが好きなんだと思う」 は?この人どこまで正直なんだろ。 「多分ねぇ…(苦笑)」 「ごめん、でも俺、蓮ちゃんに会えるのが楽しみで、一緒に居ると楽しいんだ」 「…うん」 「蓮ちゃんは嫌かも知れないけど……嫌かも知れないけど俺とちゃんと付き合ってほしい」 「は?」 「いや、だから…彼女になってほしい」 頭の中が真っ白になった。
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