第1章

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電話作戦が成功したのにスッキリしない。 好きな人に告白されたのに…苦しくて泣きそうだ。 「そろそろ行く?」 クラゲを眺めていた私に潤君が声をかけた。 「うん…行こっか」 手を繋いだまま私達は歩きだした。 他のブースも見て回り水族館を出た。 手を繋いだまま車迄歩いて車に乗るとまた私の手をとって潤君は指を絡め手を繋いできた。 反応に困る…。 多分好きって言葉が頭から離れなくて… 多分好きの相手に凄く積極的な潤君。 愛してる元彼女にはどんな事してたんだろう… 考えてしまう。
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