第1章

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進とは幼馴染という関係でまあ、本人も悪いやつでは無い為こうして高校まで腐れ縁のように一緒になったんだが… 流石に高校は別でよかった気がする。 俺がこの高校に決めたら何故かこいつまで一緒に受験してたし。なんなの?いつまで一緒なの? 一生とか言われたら引く、ってか逃げるぞ俺は。 「なあ、氷月」 『なんだよ』 「地面にゲームの魔法陣みたいなの光ってる」 『は?』 進の指す地面、俺達の足下には金に光り輝くソレ。 というか、進を中心に展開されてね? これ魔法の世界に召喚されて世界を救ってくれーのやつじゃね? …… (にげよ)バッ (させるか!)ガシッ 『ふざけんなシんんんんん』 「1人だけ逃げようだなんてそうはさせないよ!」 カッ 光が一層輝いたところで俺の意識は閉ざされた。 進、てめぇ後で覚えてろよ
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