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〜回想終了〜
テンプレだな。
進が無自覚主人公なのも
魔法陣で召喚されるのも
主人公に巻き込まれて脇役位置的な俺が召喚されかけるのも
神が目の前に現れるのも全て。
どうせ間違えたーだの
元の世界に戻せませんーもしくは
貴方死んじゃいましたすみませんーだの
貴方にお詫びで力をーだの言われるんだろ?
はいはい、テンプレテンプレ。
ふざけんな
『俺に力寄越すなら進を罰する力を所望する殺すから』
「いやいやいやいや。確かにその通りだけど!ほんとに申し訳なく思っているけども!!」
折角召喚した勇者殺さないでー!と言われたけど、そんなことしるか。
「確かに君はシン君の召喚に巻き込まれて、慌てて回避しようとした僕の神力に当たって死んだんだけど…」
『おっと、もう一人罰しなければならない奴が居たようだ』
「待ってなにすっ…ギィヤアアアアア゙ア゙ア゙」
〜しばらくお待ち下さい〜
『ふぅ…(スッキリ!)』キラッ
「……(自主規制)」チーン
赤い液体を自称神の服の切れ端で拭き捨てる。
自称神だった赤い塊を放置し、ここでやっと周りの風景…と言っていいのかわからんが周囲の状況を確認する。
俺が今居るこの場所は兎に角壁から床、彫刻や柱に至るまで全てが真っ白で、イメージとしてはイタリアのヴェナリア宮殿の中のようだ。
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