第1章

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(にしても…) 目の前で正座する自称神(笑)を見る。 先程まで血だらけでボロボロだったのに服まで綺麗に元通りで残念至極、見た目は神々しくあるのに中身が残念だからか凄さも感じられ無い。(ひどい) それでも自称神を名乗るこの男が死んだらしい俺を(犯人はコイツらしいが)放置するでもなく自分の元に連れてきたということは… 『罪滅ぼしか?それともそういう規則か?』 神ならゴミの数ほどある命の一つ消してしまったところでどうということも無いだろうに。 それとも、面白そうだという感情で動いたのか。人や世界など所詮、神の道楽か。 神等と見たことも無いいるのかもわからない存在を信じてはいなかった。 だが、実際に今日起こったことを省みるに信じざるを得ない事だ。 ならば俺をここによんだ理由は? アニメや小説の世界では管理してるから、規則として殺めてしまった魂を別の世界へと転生させるが。 だが、偶に俺達の世界のラノベを見て面白そうだからと転生させる物もあった。 もし、俺を道楽の為の人形にしよう等と考えているのなら…(黒笑) 返答如何によってはもう一度肉片に変えてやる。
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