紫×黒

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ソファに座っているとき、 黙って俺の手を握って話を聞いてくれた 『あんな、無性に寂しくなってん。そんで気づいたらこの家に来ちゃっててん…、ごめんな?』 「なんで謝るん?僕は嬉しいで。わざわざ会いに来てくれて」 そう言って、また俺を抱きしめる。 『なぁ?』 「ん?どうした?」 『愛してる』 「僕も愛しとるよ。 だから、寂しくなった時とか、会いたくなったら  いつでも言ってや?我慢しなくてええんやで」 その言葉で、さっきの寂しさはどこかに消えて 俺って愛されてるんやなって幸せになった。 こんな時間がいつまでも続けばええな ありがとう。 愛してる
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