召喚獣にお願い。

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 第三王子であるサリューの手前、面と向かってはなにも言ってこないけど、陰でかなりこき下ろされてるみたいだし。 「それにしても、ずっとこっちにいるのか?」 「ずっとって?」  達弘の問いに首を傾げる。ずっともなにも帰れないんだから仕方ないんじゃ? 「帰れない? そんなわけないだろ」 「そんなわけって……」 「俺帰ってるぞ」 「へ?」
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