召喚獣にお願い。
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そういえば会った当初、サリューは確かに自分と契約してくれと言っていた。頭の良い彼が契約するのを忘れるとは考えにくいけど、実際俺はなにもできない。 俺の言葉に諸手を挙げて同調してくれると思ったのに、サリューはなにやら考え込んだ。 「ヒイラギは契約したいの?」 「したいのって、……サリューはそのために俺を喚んだんだろ?」 まさか喚んだ当の本人に尋ね返されるとは思わなかった。
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