召喚獣にお願い。

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「初めまして。僕はサリュー=フィリス。召喚獣である君と契約したいんだ」  そう言って目の前に立つのは、完全無欠。文句なしの美形。さらさらしたプラチナブロンドの髪とサファイアブルーの瞳。生憎語彙力の乏しい俺じゃ、表現し切れないんだが。そうだな、まるで凍てついた冬の夜みたいに冷たそうで綺麗だ。  そいつは自己紹介した後俺の方を見ると、驚いたように目を見開いて固まった。あれ、なんか俺変なのか。
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