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彰「でも、本当に気をつけてね?強姦とか…まぁ秋人なら大丈夫だとは思うけど」
強姦…
この学校は大丈夫なのか?
まぁ、俺は小さい頃からいろいろならってたこともあるし、喧嘩になれば結構強い。
から特に心配はないだろう。
秋『なぁ、この学校って強姦とかよくあんの?」
思ったことをふと尋ねてみる。
彰「残念ながら、ね。」
秋『……大変だね、兄さんも(ハァ)』
そのあとは、学校の規則についての説明やら寮の鍵やらについて聞いた後、俺は職員室に向かった。
十分ほど歩いて職員室と書かれたプレートがみえた。
…ここが職員室か。
広そうだな
確か、担任の名前は速水楓だったな
兄さんに聞いた担任の名前を思い出す。
秋『失礼します。速水先生はいらっしゃいますか?』
?「おーい、こっちだ」
職員室の奥の方からこちらに向かって叫んでいる。おそらくあれが担任だろう。
声の方向へ行くと黒シャツのホストがいた
…ホストがいた。
え?これ教師なのか?
脚組んでるし。
楓「俺が担任の速水楓(はやみかえで)だ」
どうやら本当に教師だったようだ。
秋『葉月秋人です。』
楓「お前のクラスはAクラスだ、案内すっからついてこい」
はい、と職員室をでて教室へ向かう。
この学園のクラスはS~Dまでの5クラスだ
Sは生徒会やら、家柄。そして顔
AからCまでは順番に家柄とかがいいやつ。顔面偏差値も大きく影響している…と思う。
そして顔関係なくDは不良やら問題児クラスだ。
本当はSクラスのはずだったが、目立つのは嫌なので兄さんにAクラスにしてもらった。
楓「なぁ」
秋『あっ、はい』
不意に担任に話しかけられる。
担任は俺の顔を覗き込むようにガン見して
くる。
なんなの?
秋『なんですか?』
楓「お前、ちょっとメガネとってみろよ」
……?
意味が分からない。だか、断る理由が特に見つからない。
転校初日で目をつけられるのも嫌だしな…
少し考えたが、言われた通りに メガネをとる。
担任はちょっと目を見開いたかと思うとニヤリと笑った。
失敗したな、と思った。
てゆーかなんなんだ?
イケメンでちょっとムカつくんですけど。
楓「可愛い顔してんじゃん」
その言葉に俺は担任を軽く睨む。
小さい頃から可愛いだの綺麗だのいわれ続けてきた。が
男として可愛いといわれるのはなんだか複雑な気分だ。
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