第1章

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何故か翔には「ネコちゃん」と呼ばれる。 俺としては、は?という感じだが、 翔いわく、行動がねこっぽい、とのことだ。 翔「もー、怖いなぁ(*゚∀゚)(ふひょーーーーぅ!やはり変装してきたかっ!美晴さま【秋人の姉】ナイスううううぅぅっふう! これからは総受けまっしぐらだね!そのなのとおりネコちゃん…ぶふぉ( ^ω^ )王道転校生を待ちわびていたがこれはこれで全然アリだ!だが攻めもいけr…)」 翔がキモいくらいにやけている…のを気持ち悪そうに眺めていると、誰かが話しかけてきた。 ?「ちょっと翔…?顔キモいんだけど。あ、秋人くん、だよね!翔から話は聞いてるよ!僕は城田理緒(しろたりお)だよ。よろしくね」 秋『あぁ、こちらこそよろしく。葉月秋人、秋人でいいよ』 理「うん!僕のことも理緒って呼んで」 翔「………ハッ。いつの間にか秋人×理緒のフラグがたっている…だとっ!?」 理緒と同時に翔を殴ったのはしょうがないと思う。 そして何事もなく午前中の授業が終わった…………ガタッ!!!!! 翔「秋人。食堂に行こう。」 ものすごい勢いで翔がつめよってきた。真顔すぎて不気味だった。 今は理緒と三人で食堂に向かっているところだ。 あ、それと一時間目が始まった時点で俺は再びメガネをかけた。そのほうが目立たないと思うし。 しばらくして食堂の扉らしきものが見えてきた。 …やっぱり無駄にデカイ。 理「開けるよー?」 秋『あぁ、』 …朝、教室で聞いた何倍もの声量で悲鳴がしている。 もはや、なんて言ってるのか聞き取れないレベルだ。 かっこいいだの綺麗だのと聞こえてくる…? まぁ翔もイケメンだしな。残念だけど。 理緒は可愛い…と思う。すごく。背も俺より十センチは低いし。 …ここは男子校だったなぁ、と頭のどこかで思って、一瞬で記憶から消去した。
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