第1章

9/11
前へ
/14ページ
次へ
空いていた席に座り、各自注文する。 注文の仕方、は割と簡単だった 機械をみればなんとなくやり方分かるんだよね。 まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど、さっきから翔がおかしい。 秋『翔?お前、大丈夫?頭とか…頭とか。』 翔「うん、全然大丈夫だよ。ところで秋人、副会長イベントはどうなっているのかな?」 なに震えてんだ、こいつ 秋『副会長?高坂先輩がどうかしたのか?』 朝のキスを思いだし、微かに俺の顔が歪む。 …おぇ。てか翔の顔がうぜぇ。 翔「ふひょぅ!やはり回収済みか!笑顔指摘してちゅーされちゃって殴っちゃったのか!そうなのか。そうなんだな!そしてこれからやってくるであろう生徒会に…ふへへへ…」 秋『なにお前。見てたのか?…いや殴ってねぇし。』 理「は!?秋人副会長にキスされたの!?」 秋『ちょっ…声でかい…っ』 理「ごめん、…くそ生徒会マジでクズばっかだな…』 理緒が黒いんd「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」 高坂先輩の姿と謎の美形集団がみえた。 翔が鼻血をだしているのを視界の隅にとらえながら、俺は急いで柱の影に隠れた。 嫌な予感しかしない。 おそらく生徒会だ。 |д゚)チラッ 生徒会が食堂を見渡しながら奥へ進んでいく。その周りの生徒はキャーキャーと騒いでいる。 …逃げよう。さっき翔が言っていた言葉。 「…これからやってくるであろう生徒会」 あいつの考えていることはだいたいろくでもない。 俺は食堂の騒ぎにうまく紛れ、サッと食堂のドアを開け、外に…出た。ら担任が目の前にいた( ・_ゝ・) 秋『どうも、先生…それでは』 とりあえず早くここを離れよう 楓「メガネは外さねえのか?」 秋『はい。視力が悪いので(嘘)』 「「………」」 …ガチャ!! 沈黙を破るように食堂のドアが開いた。 理「秋人ー?…あ、先生どーも」 楓「ああ、城田か。…まぁいいや、じゃあまたな、秋人」 だから何で呼び捨てなんだよ。ホスト。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加