2.弟なんていらねーし!

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うっぎゃー! コイツ、マジで頭ぶっとんでんじゃねーの? 普通いきなりこんなことするか? どんな神経の持ち主なんだ! その図太い神経1本俺にくれよ! つーか、マジで俺の貞操こんな奴に奪われちまうのかよ!? 「入れたらもう優しくすることなんて無理だと思うんで…」 優しくだなんて、今までもしてねーだろ! なんて言うことも忘れて、俺は碧の自身に目が釘付けになっていた。 いや、断然俺のよりでかいし。 すげープライド傷ついたし。 それよか、そんなの俺ん中に入るわけねーし!! 「いや、むりむりむりむりむり」 血の気が引いてくのが分かる。 「可哀想な兄さん。慣らしてもないから、きっと凄く痛いと思うよ。切れて血だらけになるかもね。でも、どんなに痛がってもやめてあげないからね?」 ひぃ~、なんて怖いこと言うの、この子。 血とか、痛いとかって、俺絶対無理だから~!
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