4.オムライスと救急箱だし…

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あー、くそっ! まだかよ!? 限界だっつってたのに、まだ粘る気か? そんなに振られたら俺がヤバいっていうのに! 「兄さん、2本まとめて握ってて下さい」 「ぅあっ!?」 碧に両手を掴まれ、そのままソレを握らされる。 すげ…、濡れてる… 両手で円を作った中を、碧くんが出入りを繰り返した。 「聞こえますか、兄さん?俺のと兄さんのが互いに擦り合って、やらしい体 液が溢れ出てエ ロい音を立ててます」 「へ…んな、こと…いう、な!」 ヤバい。 息が上がってきて、まともに喋れなくなってきてる。 「ほら、グチュグチュいってる」 「も、はやく…イケ…よ…」 さっきから何なんだよ! 耳元で変なことばっかり言うんじゃねー! つーか、高臣さん、そっくりじゃねーか! 昨夜聞いた、高臣さんが父さんにしてた言葉攻めを思い出した。 ……違うから! 俺はされるより、したいほうだから! 「どうしました?兄さんのココから、また出てきましたよ?」 「ああっ!」 先 端の穴に爪を立てられ、俺はソコから電流が走った気がした。
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