第1章

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外から見たら日サロマシンみたいなんだろな。 「楽にしてくださーい。すぐに繋がりますからねっ」 凄く遠くに聞こえる間の抜けた陽気な店員の声。 目を閉じて少し経つと瞼の上に何かが覆い被さった感覚。 ゴーグルかな。 『あっ』 ヒュイインと言う低い小気味いい音と共に、ふわりと宙に浮いたような浮遊感に襲われ。 『きたきたっ!!』 さあ今日もファンタジーの世界へGOだ。 VRMMOの世界へ旅立った。 ・・・はずだったのに。
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