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一頻り、私の体を喜ばせた後に自分への愛撫を求めるこの男。
あまりにも自然な動作に違和感なく私の体は動いて、口元に愛しいそれを誘う。
男性のもっとも弱い部分。
そこをこんなに愛しく、優しく、愛でたいと思った事は、ない。
今までのSEXはなんておざなりで、自己中で、つまらないものだったんだろうと心底体で感じてる。
ごめんね、今までの人たち。
無意識に謝罪が浮かぶほど、この男は私を刺激して
培ってきたものを全部壊していく。
無我夢中で愛撫する私の頭を心地良い力で手の平が撫でまわす。
途中、強い快感が走るのか、手が止まって頭を掴まれる。
その反応が好きでもっとしたくなる。
頭を上げろと合図が来れば、
待ち遠しい一番濃厚な時間の始まり。
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