深夜のチャイム
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ピンポーン。 ふいに鳴ったそのチャイムは、私の身体を硬直させた。 深夜2時45分。 こんなマンションのワンルームで、 こんな時間に玄関のチャイムが鳴るなんて、 あり得ない時間帯である。 こんな時間に訪問客が来る予定など確か無いはずだったと思うし。
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