深夜のチャイム

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ピンポーン。   2度目のチャイムが鳴った。   知らぬフリを突き通そうと思っていたが、 もしや玄関の外に部屋の明かりが漏れているのかもしれない。 つまりは私がいるということが向こうに知れているのかもしれない。   私はゆっくりと玄関に近づき小さな覗き穴に目をやった。
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