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「疲れたならもう寝るか?」
あっくんが私の肩を抱き寄せると、
カラダに力が入らずに
いともたやすくあっくんの中にすっぽり納まる。
本当に……
……力が入らない。
「あっくん……。抱っこしてって」
別に開き直ってるワケじゃない。
だけど、ちょっとくらいの反撃は許されるでしょ?
私はあっくんの首に腕を回した。
あっくんは私の頬に触れるだけのキスをするとクスクス笑う。
「お安い御用」
そして次の瞬間にはカラダがふわりと浮いた。
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