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俺はひかるの頬を両手で支え
自分でも驚くほど深い口づけを交わした。
唇が触れ合ってるだけ……
なのに、もうカラダが繋がったみたいな感覚だった……
俺はひかるの中に手を忍ばせようと思って……
指先の進路を変えた。
そして、ひかるをふわりと空気と一緒に抱き寄せる。
「……あっくん?」
ひかるが心配そうな顔を見せる。
「今日はもうやめとく。十分満足したし……ひかるのこと、壊したくねーし」
俺の言葉にひかるは視界がなくなるくらいに目を細め、
俺の顎にキスをする。
「あっくん、優しい。本当は……。ホントに壊れそうだったから」
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