【お風呂 編】

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少し恥ずかしいけど…… でも、いいの。 あっくんの優しさが胸の奥に染みてくる。 普段は届かないあっくんの髪をそっと撫でる。 あっくんを振り回してばっかりだったチビの私に あっくんが甘えてくれるのは…… 想像以上にうれしかった。 思わずキュッと腕に力が入ってしまうくらい。 「ひかる……言っとくけど、理性にも限界はある」 「……あ、ごめん」 あっくんに言われてカラダを離した。 そして、あっくんの腕枕に後頭部を委ねて いつもの定位置にカラダを落ち着けた。 「やっぱ、ひかるに甘えられる方がしっくりくるな」 あっくんにそう言われて…… ……その通りだと思った。
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