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「変とはなんだよ?」
「だって……エッチだもん」
「今更知ったのか?」
「……ずっとエッチだったの?」
「それが男だ」
あっくんが笑う。
そして、私を抱きしめてカラダを摺(ス)り寄せた。
「言っとくけど、ひかる……」
私が視線で返事をした。
「今まで散々俺に甘えてきたろ?」
「……そうだけど……」
「だからこれからは……俺も…甘える」
あっくんは包み込むような熱いキスをくれた後
腕をほどいて私を解放した。
「ひかるが先に行って風呂に沈んでろ。それならいいだろ?」
もはや私に選択肢はない。
私がゆっくり立ち上がると、あっくんは付け足した。
「あ、カラダは俺が洗ってやるから洗うなよ」
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