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翌朝、目覚めたのは私が先だった。
あっくんはやっぱり少し疲れが溜まっているみたい。
私はおはようのキスを済ませてそっとベッドを抜け出した。
休日で、
前夜に身体を動かした日には……
あ、あの、つまり、軽い運動みたいな……
特に昨日は激しかっ……
私、誰に何を言い訳してるんだろう。
とにかく、休日の朝はゆっくりと起きて、準備もゆっくり始めるのだ。
遅く起きたせいでいつもよりも朝日の位置が高い。
カーテンを開けると眩しい光が差し込んだ。
「いい天気……」
掃除と洗濯には最適の日になりそうだった。
ラフなワンピースに着替え、メイクも日焼け止めに軽く付け足す程度で済ませて朝食を作る。
それが出来上がる頃にあっくんを起しに行くと
あっくんは寝ぼけたフリして私を捕まえた。
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