【あっくんの 願い】 

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私が大きな手振りであっくんを振り返る。 あっくんは光が差す窓際で 光を背にして微笑んでいた。 逆光で少し影っているけれど その笑顔は…… 今まで見たことのないものだった…… トク…ン…… 私は上げていた腕を…… ゆっくりと下ろした。 「ひかる……。おいで」 心臓が壊れそうなくらい 大きく跳ねた……
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