一年後……

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今日は電気も点けっぱなし。 俺はひかるがこの期に及んでもカラダを隠そうとするのを見てニヤリと笑う。 「いつも見てるんですけどー」 俺が言ってもひかるはその手をどけず、髪もカラダも俺に背を向けて洗った。 何度も「見ないで」というひかるを完全に無視して泡に包まれたひかるのくびれた身体をじっと見ていた。 そして、ひかるはいつもの倍速の早さでそれを済ますと、髪の毛をまとめて隠れるように湯舟に入った。 「あっくん、見過ぎ……」 ひかるが顎のラインギリギリまでお湯に浸かると上目遣いに俺を睨む。 「見ちゃ悪いかよ?」 「悪い」 「何で?」 「何でも」 「あ、わかった。ひかる、俺に見られてると……感じるんだろ?」
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