1673人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は毛布を持ってきてひかるに掛けた。
そして、俺はドラマの犯人を見届けてからテレビを消すと、部屋の電気を暗くして毛布に潜り込んだ。
余程疲れているのか、ひかるは俺の気配にも目を覚ますことなく規則的な寝息を立てたままだった。
けれど、
ひかるに寄り添おうとする俺に
無意識に擦り寄ってくるひかるを見て
俺は目じりを下げながら
まじないでもかけるように
ひかるにキスをする。
「早く……言えよ……」
そして、ひかるを引き寄せて目を閉じた。
最初のコメントを投稿しよう!