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「ん?」
ひかるはそこまで言っただけでまた口を閉ざす。
けれど、眠ったわけではない。
「どした?」
俺はひかるの前髪を左右に分けた。
ひかるはその先を躊躇(タメラ)っているのか、なかなか言葉が続かない。
もしかして……?
俺はひかるの腰に手を回す。
「ひかる、どうした?」
俺はひかるの首筋にキスをした。
「あっくん……」
くすぐったいのか首をすくめる。
俺は指先の準備をする。
「……したくなった?」
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