第1章

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「蘭ちゃん、いいじゃん、いれてあげれば」 「そうよ、それに、彼、なかなかダンディで  セクシーだしぃ!」 「オー ウィ、ウィ! メルシー ボクゥー!」 あざとく、友人たちのラブコールに 応えるパリジャン。 こんな日本語はよくわかってるじゃん。 ゲンキンなやつ... あー、わかったから、いいから、 じゃ、そこに座って... 私はぞんざいに、目の前の空いた 椅子を指差した。
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