第1章

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「アロー、ハイ!」 私はさらに回転いすを45度傾けた。 が、その瞬間、 すごいスピードで椅子はバネのように、 もとの位置に戻された。 ・・・・・・・・ しばしの沈黙。 何が起きたか理解するのにちょっと時間を 要した。 そして私はその相変わらずのニコニコの 熊面にようやく言い放った。 「エクスキューズ、ミィ?!」
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