1.説明と登校。

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俺はのそのそとベッドから起き上がると、へその辺りを掻きながら自室から出た。 こちらに背を向けてソファーがあり、しゃんと背筋を伸ばし座布団に正座し、朝食を摂る同室者に近づきながら、朝っぱらにしては高いテンションで彼に声をかける。 「おはようなぎを蛍きゅんのアナrぅうおぉぅ□※○△¥!!!?」 言い終わらない内に物凄いスピードで俺の真横を箸が通った。 あっ 「ぶねえええEEEEEEEEEE!!!!!何今の速さ!!?つか箸投げんなしwwwお行儀悪いわよwwwwあ、でもこれってもしかしてもしかしたら蛍きゅんの唾液がついてたりついてなかったりしちゃったりします!!???wwwこれもらっちゃっていいよな?な?いいよね蛍きゅん捨てたんだもんね俺のものだよねくれたんだもんねうっほおおおおおおおおらっk」 「しね」 ちょww遮られたwwwそしてしね発言www御馳走様ですwwww 「僕はしにましぇん!ってかww改めまして蛍きゅんおはおっすw」 俺は少し屈んで蛍きゅんの使用済み箸を拾い上げると、台所に向かいながら二度目の挨拶をする。
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