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彼は、月島望の一歳年上の先輩で公認会計士の資格も、もってる人で、望や義弘さんと三人で色んな話しを学生時代した話しをしてくれた。
全ては、日本の未来のために。
そして、高島首相も俺と色んな話しをしてくれた。
俺が将来、国のトップに立った時、何をするべきか、そのために、俺には、どこかの省に入り、今の官僚の現実を見ておくように高島首相は教えてくれた。
俺は、文部科学省を目指すことにした。
そもそも国を変えるには、まずは日本の教育そのものを変えなければ何もできないからだ。
父は
「今の国を変えるには、まず大事なのは、官僚の中にある100人いるとしたら、一人の指導者と九十九人の忠実な兵士を、作り出すこと。
それが、今の官僚のバカどもが考える体制だ。
これを、破壊する必要がある。
優斗、お前はさすがだ。
お前は、やはりトップになるべくして生まれたのかもしれないな」
と賛成してくれた。
細田元首相は、笑顔で
「君の手に、日本いや世界の未来がかかってるくらいの気持ちで挑みなさい。
文部科学省は、金融庁・厚生労働省に匹敵する厄介な省だ。
君にとって戦いの場だ。
それを、肝に銘じておいておくように」
細田社長は、「君が考えてる以上に厳しい場所だ。
心しておきなさい」
慶子は優しく
「私は、優斗が戦うなら私も戦う。
私は、警察庁に入る。
将来のためにね。裁判官になることも考えたんだけどね。
裁判員制度がある限り、裁判官になる意味はないかもしれない」
「だったら、法務省に入ったらどうだ」
慶子は笑いながら言った。
「恵美が、法務省に入るって。日本の未来のためにね。
皆で協力しないと。
清美は、どうしてるかな?」
慶子は、岡崎に清美がいた時出会った。
二人の出会いは、大きなものだった。
二人は、将来の夢を語り合った。
全ては、日本の未来のために。
清美は、細田元首相にも可愛がられ、細田は七歳の少女達に人生を語り、英才教育を二人に受けさせた。
もちろん清美は、高島の七光りがあったのは言うまでもないが、そうでなくても細田は清美を気に入っていた。
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