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僕『(何かがスゥっと引いていく。視界が鮮明になり、段々と心が冷めていく)』
僕『(冷めていく心と裏腹に頭に血が上って顔が熱くなる。拳に力が入り、父から眼が離せないまま睨み付ける)』
僕『(そしてそのまま殴ってやろうかと思ったが、その時思いとどまる。殴ったら殴り返されるんじゃないか?)』
僕『(またあの時みたいに返り討ちにあって僕はまた泣いてしまう。だけどこのままやり過ごす事も出来ない)』
僕『(だから僕は考えた)』
僕『反撃されないようにしなきゃ』ボソッ
父『へ?』
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