無題

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僕『(僕は自分の部屋に行き金属バッドを手にする)』 僕『(そして洗面所の前に行くと父はそこにはいなかった)』 僕『(思い当たる所を探した所父はリビングにいた。父は僕を見た途端びっくりしたのか一歩後ずさる)』 僕『(僕が数歩踏み出しバッドを叩き付けるが、辛うじて父は避ける。そして窓から逃げていく)』 僕『(僕も裸足で窓から外に出て父を追いかける。父は僕が追いかけてきたと知るとより一層足に力を入れて逃げる)』 僕『(しかし、父はバテてきたのか走るフォームに乱れを生じ転んでしまう)』 僕『(それを機に僕は父との距離を縮めとうとう父の目の前につきバッドを振りかざす)』 僕『(両足をバッドで叩き付け、動けなくさせる。次に腕にバッドを叩き付け抵抗させなくする)』 僕『(そのあとの事は覚えてなかった。気が付いたら自分の部屋にいて目の前には血塗れの金属バッドがあった)』 僕『(今の僕は達成感に満たされていた。思わず渇いた笑いが出る。まるで悪者をやっつけたような気分だった)』 僕『(しかし、達成感に満たされていたと同時に僕はどこか不安を感じていたと思う)』
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