第1章

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部屋でソファーに寝転がりテレビを観てくつろいでいると、目の前に一輪の花が現れた。 花の名はわからないが花びらは白く真ん中は黄色い小さなカワイイ花。 なんて一瞬思いそんなこと感じてる場合かと、それが何なのか訳も解らず飛び退いた。 「こんにちは」 と聞こえた気がしてテーブルに目をやると、目の錯覚かと、何か変な病気になったかと、いろいろ根拠を探したが、やっぱり目の前に小さい人が見えた。 二人、スーツみたいな服を着てるように見える、フィギュアくらい。 あっフィギュアだろうか? と思ってると動いたのでゾッと鳥肌が立った。 小さな生物は腰を折って 「はじめまして。 私共は小人というものです。 お近付きの印に花を贈らせて下さい」 と言って、さっき見た白い花びらの花を差し出してテーブルへと置いた。
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