第1章

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ツナギ「そして私共は1日あなたの行動を観察してました。 許可なく尾行した事を許して下さい」 そう言って二人は頭を下げた。 ツナギ「あなたの興味は、同じ学問の三獅丸縁香(みしまるえにか)さんですね。 教室で彼女の後ろの席に座り、食堂で近くの席に座り、彼女は一つ歳上で同じクラブにも所属してます。 彼女と距離を縮めたいと思っている。 もしくはストーキングですか?」 「っうわぁ!ぼ、な、そんなんじゃ…ないとも、ほっといてくれ!」 踏み込まれた恥部に、一周して怒りが沸いた。 ツナギ「‥出来ますが?」 「ハァ?!」 何言ってんのという怒ってる感を出す。 ツナギ「恋仲を結ぶなどたやすき事」 「ハァ?!」 とまた言いつつも、頬がニヤけてしまった。
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