第一章
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奥谷警部は「ほら」と言ってカップを差し出す。 蒲生巡査部長は「どうも」といって受け取ると口をつけ……思いっきりコーヒーを吹き出した。 「なっ、なんですかこれっ」 「生姜をたっぷり入れておいた。さっきこの俺の名推理に『適当に言ってる』なんて悪口を言った罰だ」 奥谷警部はそういって悪戯っぽくニヤリと笑う。 二人とも、互いに重要な発言をしていた事に、この時はまったく気づいていなかった。
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