第1章

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着いたお店は小料理屋さんだった。 このお店の女将さんの話しは以前から聞いていた。 席はカウンターだけで、女将さんが一人で営んでいる。 翔子さんが事前に電話していたらしく、上品な女将さんが出迎えてくれた。 「お久しぶりです。」 翔子さんが丁寧に挨拶をした。 女将さんは、 「本当に久しぶりねー。元気そうで何より。」 と柔らかい声と、温もりのある笑顔でおしぼりを出してくれた。 翔子さんにおまかせして、料理を注文してもらった。
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