王道転校生が来たので学校辞めたい

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ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー その後、授業中は執拗に俺のことを質問攻めにしていたモジャモジャだったが、休憩時間になるとフラッと何処かに行ってしまった。 そしてやってきた昼休み。 モジャモジャから逃げるように食堂に駆け込んだ俺達は、もはや指定席となってしまった食堂の隅のテーブルで昼食を取っていた。 「結局、休憩時間は全部どっかに行ってたみたいだな」 「他のクラスで友達作りでもしてたんじゃね?wwww そろそろ爽やか君と不良君を従者にしてるころだと思うけど」 「従者……?あ、モジャモジャだ」 噂をすれば何とやら。遠目なのでハッキリと顔は見えないが、あのボサボサ頭は間違いなくモジャモジャだろう。 しかしモジャモジャの隣には、何故かぴったりと寄り添うようにして二人の男が並んでいた。 「ん……?なんだ、本当に友達できてるじゃねえか」 「あれはwwww 本当にもう爽やか君と不良君を従者にしてやがったwwwwww」 従者……かは知らんが、さっきから食堂のチワワ共が煩い。聞こえてくる内容がモジャモジャへのブーイングなところを見ると、あの二人も結構なイケメンなのだろう。 「うわぁ……見つかりそうだなwwww」 「この距離だ。流石のモジャモジャでもーーーーー」 「柳ー!蓮ー!なんで俺を置いて先に行っちゃったんだよ!」 速攻で見つかった。なんでだよなんであんな目悪そうなのに見つけるの早いんだよ。あ、眼鏡も変装の一部か。くそ、俺の平和な時間が……。 「お前一級フラグ建築士かよwwwwww」 「うるせぇ刺すぞ」
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