284人が本棚に入れています
本棚に追加
「やだっ、織部センセ、
怖いですってば……!」
「黙ってる君が悪い」
そのまま
連れて来られた寝室、
ベッドの上に突き飛ばされる。
慌てて織部先生を見上げると、
そこには知らない男の姿があった。
恐怖の影に隠れて
喜ぶ自分がいることを
感じながら、
身震いする。
「……言わないと、
君の気持ちもお構いなしに、
酷いことをしてしまいそうだ……」
織部先生が低い声で
言い放った。
瞬間、また悟る。
.
最初のコメントを投稿しよう!