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「ちょ……っ、
織部センセイ……!」
後ろ手に玄関の鍵を
閉めると、
織部先生はあたしの手首を
掴んで壁に追いつめた。
「やっ、センセ……!」
織部先生は
そのままの勢いで、
あたしの口唇を塞いでくる。
昨日の優しいキスとは違い、
脇腹から背筋に
身体が縮み上がるような
違和感をおぼえた。
背がびくりとしなり、
織部先生は
更に深く口づける。
その仕種から、
悟った。
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